サルモネラ菌に汚染されたメロンに注意!米国とカナダで死者も

米国・カナダでメロンを食べて3人死亡…米CDC、リコールの対象となったブランド公開(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今回は、米国とカナダでカンタループメロンを食べてサルモネラ菌に感染した食中毒患者が続出しているというニュースを紹介します。この記事は、Phys.orgという科学ニュースサイトに掲載されたものです。

この記事の要約は以下のとおりです。

  • 原因と被害:最近市中に流通されたカンタロープメロンの一部からサルモネラ菌が検出された。このメロンを食べた人の中には、発熱や下痢、胃けいれんなどの症状を訴える人が多数出ており、米国では32州で計99人が発病し、うち45人が病院に入院した。ミネソタ州では2人が死亡した。カナダでも5州で63人が感染し、17人が入院し、1人が死亡した。
  • 対策と注意喚起:該当するメロンは、メキシコ産で「マリチタ」や「ルディ」というブランド名で販売されていた。流通会社は全国的なリコールを実施している。当局は、このメロンを購入した消費者は直ちに捨てるか返品するように呼びかけた。また、この果物に触れた可能性のある物や接触面を熱い石鹸水や食器洗浄機で洗浄することを強調した。サルモネラ感染の症状が現れた場合は、医療機関に連絡して治療を受けるように勧告した。
  • 予防と対策サルモネラ菌は、生の肉や卵、乳製品などの食品に付着することが多いが、果物や野菜にも汚染される可能性がある。サルモネラ菌による食中毒を防ぐためには、以下のことに注意する必要がある。
    • 食品を購入するときは、傷やへこみがないか、表面が清潔かどうかを確認する。
    • 食品を保存するときは、生の肉や卵などと果物や野菜を分けて冷蔵庫に入れる。温度は4℃以下に保つ。
    • 食品を調理するときは、生の肉や卵などと果物や野菜を別のまな板や包丁で切る。肉や卵は十分に加熱する。果物や野菜はよく洗う。
    • 食品を食べるときは、手を洗ってから食べる。残り物は早めに冷蔵庫に入れる。