タイで新郎が新婦側に銃撃、自殺を図る悲劇

新婦とその母・妹まで全員死亡…「血に染まった結婚式」犯人は新郎=タイ(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今日はタイで起きた衝撃的な事件についてお話ししたいと思います。タイでは銃器の所持が合法化されていますが、最近は銃撃事件が多発しています。その中でも、今回の事件は特に悲惨なものでした。以下に要約します。

  • 結婚式の夜に銃乱射:25日の夜、タイ北東部のある結婚披露宴場で、新郎が新婦とその家族に向かって銃を発砲しました。新郎は3年間同居していた15歳年上の新婦と正式に結婚したばかりでしたが、酒に酔って新婦と口論になり、車から拳銃を持ってきたということです。新婦とその母・妹を射殺した後、自らも自殺を図りました。流弾によって祝賀客のうち1人も死亡し、1人が重傷を負いました。この事件で計5人が亡くなり、1人が負傷しました。
  • 新郎は元軍人で障がい者:新郎は元軍人で、数年前に勤務中の事故で片足を失っていました。昨年はインドネシアで開催された障がい者大会の水泳部門にタイ代表として出場し、銀メダルを獲得していました。しかし、新郎は普段から新婦に不信感を抱いていたということです。新婦が自分の障がいのせいで自分を捨てるのではないかと不安に思っていたということです。
  • タイの銃器規制の問題:タイでは合法的に許可を受ければ銃器の所有が可能ですが、最近は銃撃事件が相次いでいます。先月はバンコクの高級ショッピングモールで14歳の少年が銃を乱射して3人が死亡し、5人が負傷しました。今月もバンコクの路上で暴漢の銃撃によって大学生や教師が死亡しました。タイ政府は銃器所持免許の新規発行を暫定的に中断するなど、規制強化に乗り出していますが、十分な効果があるかどうかは不明です。