韓国で「トコジラミ」大量発生 体長1cm以下…ベッドの隙間などに隠れ“吸血” すでに日本にも?専門家が警鐘（FNNプライムオンライン） - Yahoo!ニュース
- トコジラミとは？：トコジラミは、体長1cmにも満たない小さな虫で、昼は暗いところに隠れて夜になると吸血活動を始めます。刺されると激しいかゆみに襲われ、眠れなくなることがあります。トコジラミは海外から旅行者などの荷物に紛れ込んで移動することが多いです。
- 韓国での被害状況：韓国では、トコジラミを意味する「ビンデ」と「パンデミック」を組み合わせた「ビンデミック」という新たな造語が生まれるほど、被害が広がっています。ソウル市・明洞の繁華街や公共交通機関などでトコジラミが大量発生し、韓国政府が国を挙げて駆除に乗り出しています。韓国国民はトコジラミに対する恐怖と不安を感じています。
- 日本人観光客の対策：日本人観光客の利用が多いソウル市内のホテルでは、トコジラミ対策を徹底していることを示す認証ステッカーを貼り、安全性をアピールしています。しかし、完全にトコジラミを防ぐことは難しいので、旅行中は以下のことに注意しましょう。
- 荷物を直接床やベッドに置かず、机に置くか、チャック付きのビニール袋に入れる。
- 虫刺され用のクリームや防虫ダニシートを持参する。
- 帰国後は荷物を高温で洗濯するか、冷凍庫に入れてトコジラミを死滅させる。
- 日本での注意喚起：トコジラミは日本にも侵入する可能性があります。専門家は、すでに日本でも被害が広がっていると見ており、いつ日本で問題になってもおかしくない状態だと警告しています。韓国からの化粧品や衣類などの購入や、韓国旅行を計画している方は、トコジラミに注意してください。
